新田原基地弾丸視察行ってきた!

新型コロナウイルスの影響で、航空自衛隊の基地開放イベント航空祭が全て中止になりました。毎年数カ所巡っては爆音浴でリフレッシュさせて頂きましたが、今年はこのような状況でストレスが溜まります。ここ数日は石川県小松基地から茨城県百里基地へ飛行教導群の巡回指導が行われ、タイムラインを見るかぎり関東地域はちょっとしたお祭り騒ぎ。熊本空港には北海道千歳基地からB-777政府専用機が飛来しておりました。

 最寄りの宮崎県新田原基地には二つの戦闘機運用部隊が所属しますが、唯一のF-15訓練部隊である第23飛行隊が創立20周年を迎え、それを記念した特別塗装機がマスコミに公開されました。ブルー地に都井岬の御崎馬をあしらった宮崎を象徴するようなデザインで、これは是非とも拝見したい。モヤモヤは積もるばかりです。

 訓練は平日しか行われないので訪問は半ば諦めていましたが、昨日は日勤で普通に出社し、昼に地方対応、夕方深夜作業の打ち合わせを行なって、今朝5時まで完徹でした。久しぶりに実質20時間起きっぱなしで帰宅し、布団に溶け込もうとした矢先、登校した娘から電話で忘れ物を届けて欲しいとのこと。寝るタイミングを逸した結果目が冴えてしまい、徹夜代休を活かしてそのまま新田原基地まで4時間走っちゃいました。

 新田原基地の訓練は普段通りで、着いて早々スクランブルで4機が離陸。スクランブルとは国籍不明機が日本に接近し、領空に侵入の恐れが出た場合、追い返すために戦闘機を向かわせる事。どれほど対処に時間がかかるか分からないため、燃料は補助タンクを翼と胴体下に足して満載し、中射程と短射程のミサイルは白色の実弾(訓練弾は青色)。推力増幅機構のアフターバーナーを焚いて、少しでも早く国籍不明機に接触するための無駄削ぎ落とした機動を行います。2機小隊の2セットで中隊を組み、相手を刺激しないよう冷静に所属や目的の確認を行なって、領空外へ誘導する事で今日も日本の空が守られているのです。

 飛行機を撮る時はまずパイロットやコントロールタワーなどの交信を受信機で聞きながら、その日滑走路のどちらから飛ぶのか確認します。今日は山から海に向けて飛ぶR/W10(ランウェイ10)使用と確認できたので、空の駅竜馬近くに完成した展望広場へ。運が良ければハイレート・クライムという離陸後急上昇が真上で見られそうですが、今日は機会に恵まれませんでした。ここで上がり(離陸)を撮って、畑ポイントと呼ばれる滑走路中央のフェンス際で降り(着陸)を流し撮り。基本的に戦闘機部隊の第305飛行隊(尾翼に梅)は足離れが早いので、滑走路端だとかなり高度が高い。訓練部隊の第23飛行隊は地面を引きずるようにゆっくり上昇するので、端っこでも側面を撮れるでしょう。交信で「リクエスト・タック・デパーチャー」と聞こえたら、二機が同時に離陸し、直後にブレイク(それぞれが異なった方向に展開する)する瞬間を撮れるかもしれません。これを聞いて自転車ダッシュした思い出が懐かしい。

 その後は救難隊のヘリコプターと支援機が上がり、第23飛行隊のほとんどが訓練に飛び立ったのですが、残念ながら記念塗装機は整備不良なのか、早々に格納庫へ仕舞われました。それでも久しぶりに大量の戦闘機を見られて、これまでの鬱憤が払拭されました。10月17日の記念式典まで塗装は残るそうなので、チャンスがあればまた撮りに来たいものです。なお基地撮影は1mほどの高さの脚立や超望遠レンズ、天板でブレない体幹など色々必要ですので、準備を怠りなく。

 ちなみに昼食を空の駅竜馬で取ろうと思ったら9月いっぱい臨時休業!仕方なく都城まで我慢して辛麺ゲット。耐えた眠気に唐辛子とニンニクが効きました。

Joji Ikeda

この記事を書いた人:

プロフィール

2003年に個人事業を開業。

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