Tokyoキリトリさんぽ2nd

おそらく最後の休日出勤になりそうな1月31日も、運よく14:30で解散。現場は住まいから30分ほどの八王子市でしたが、東京で一番人気が高く、ミシュランガイドで三つ星を取得している高尾山の登山口まで車で5分!これはもう登るしかないでしょうと決め付けて、手段を練ります。

 もともと業務後に遊ぶつもりはなかったので準備らしい準備はありませんでしたが、車に機材と登山靴、水と携行食が積んであったので、途中ユニクロで¥990のTシャツだけ購入。ちなみに私の肌着は全て通気性の良いエアリズムシリーズで揃えてますが、ここで買ったエアリズムの綿混Tシャツも着心地が良く、なかなかの逸品でした。車内で作業服から着替えて、上にこれまたユニクロの透湿防水ブロックテックパーカーを羽織ったので、期せずしてユニクロコーデでの登山となります。

 15:00に京王線の高尾山口駅に着くと、一台だけ市営駐車場¥1000が空いていて助かりましたが、この時間から頂上まで歩くと日没に間に合うか微妙だったので、迷わずケーブルカー¥490に乗車!標高201mの清滝駅から472mの高尾山駅まで、わずか6分で押し上げてくれる夢のようなコースは、最大斜度30度を超える日本一の急勾配だそうで、最前列で進行方向を見つめていると、まるで雲の糸にぶら下がっているかのような錯覚に陥ります。

 高尾山の登山道は1号路から6号路まであり、今日登る1号路は薬王院というお寺の参道なので、とにかくあちこちに土産物屋や飲食店が立ち並び、そもそも登山と呼べるか怪しいほどのソフト感。まぁ今日はユニクロコーデのオシャレ登山であり、富士さえ撮れれば他はどうでもいいかなと思っていたので、だんご屋や蕎麦屋を尻目に黙々と足を運びます。薬王院の本堂と奥の院を通過して、1時間ほどで山頂へ。休憩することもなく水や携行食すら必要ない散歩のような道のりでしたが、登り初めにはこの位がちょうど良い。とりあえず息を整え、水飲み場にセルフタイマーをセットした一眼レフを置いて、標高599mの登頂記念写真をゲットしました。

 ところでお目当ての富士山はどこじゃと辺りを見回すと、まさかの完全逆光でほとんど見えず!日没は17:00以降なので、夕焼けと富士山を絡めたら下りのケーブルカーに間に合わない計算でしたが、もとより片道切符の覚悟で工具箱に入ってたヘッドライトを持参して来たので、心置きなく日没を待ちます。山頂に沈むダイヤモンド富士ではありませんでしたが、夕日を山肌に受けていわゆる赤富士の雰囲気を漂わせており、これはもう感動しかありません。この瞬間のために300mmF4を担いできた自分に敬意を表したい。

 日没後しばらく余韻に浸り、今度は都内方向の夜景を撮るために高尾山駅へ。ケーブルカーの最終便が出発し静まり返った乗り場の裏手が展望所になっていて、遥か遠くに昨日撮った東京スカイツリーと東京タワーがそこそこ離れて確認できます。今日の唯一の失敗が持ってくる予定だった三脚を車に忘れた事でしたが、カメラをベンチに置いた高さからのタイマー撮影で、なんとか証拠写真が撮れました。そこから徒歩での下山に1時間ほど要しましたが、夕方には閉まってしまう薬王院の迂回路の山道が積雪で凍結しており、ここだけのために登山靴が役に立ちました。さらに一号路の下りは業務用の車両が通行可能なアスファルトの道路ですが、全くと言っていいほど明かりがなく、ここでヘッドライトが大活躍!同じように徒歩で下りている他の方も一様に懐中電灯を持参していましたが、ライトなしでは下りられないほどの暗闇でした。

 しかもなかなかの勾配で、登りの場合はかなりしんどいと思いましたので、一号路は素直にケーブルカーかリフトをおすすめしたいですね。また参道ではなく普通に山道を歩ける6号路などもあるので、もっと時間と装備を整えてチャレンジしたい。低山ながら色々なアプローチと楽しみ方がある点は宮崎市民憩いの双石山を思い起こさせましたが、都民憩いの高尾山は、設備の整ったテーマパークと言っても過言ではない。山頂の一億五千万掛けた洗浄便座付きトイレや蕎麦屋の存在もありがたく、薬王院の豪華さも然り、猿園や麓の温泉、何より駅直結の好アクセスなど設備面では双石山を凌駕していますが、いずれも愛されている証と言えましょう。ちなみに高尾山口駅の売店にまさかのモンベルコーナーがあって、ウェアはもちろん雨具やトレッキングポールまで売ってました。手ぶらで行ける三つ星、おそらく東京を去る時にも、登り納めに来ちゃうかも。

Joji Ikeda

この記事を書いた人:

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2003年に個人事業を開業。

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