必要火急の旅へ(その3)

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は航空機と宇宙開発の歴史を解説していて、本物や実物大模型の展示によるリアリティを追求しています。正面のゲートガードとしてピッカピカの国産旅客機YS-11、対潜哨戒機P-2J、大型飛行艇US-1が並んでいる様子は、マニアはたまらない豪華揃い踏み。屋内展示もF-104やT-2ブルーインパルス、カナード翼のT-2CCV実験機など、現場を支えてきた名機達がズラリと整列していました。宇宙関連では先日完璧なサンプルリターンをやり遂げたはやぶさ2や、火星から超鮮明な画像を送ってきたキュリオシティの実物大模型などヨダレを垂らさないばかりにかぶりついたのも束の間、電源を入れっぱなしにしていたレシーバーから管制コールが鳴り、轟音と共に何かが離陸。やっばいファントム上がったな!と瞬時に理解し、気分はそわそわ落ち着かないまま、残りはざっくり小走りで解説もななめ読みしつつ、お土産を購入して三井山へ戻りました。

 もし再び飛んだ場合は、せっかくなので反対側のエンドで観察しようと思っていましたが、おそらく降りてくるまでの残り40分以内に適切な場所に辿り着けるかは甚だ疑問だったので、もはや本拠地と言っても過言ではないほど慣れ親しんだ三井山へ、三度目の登山を強行します。徒歩10分とはいえ何度登ってもキツイのはキツイ急勾配の山ですが、最後に初めて北ルートで登りました。こちらはほぼ階段で最近整備されたらしいですが、岐阜方面の眺望がよく、さすがナニコレ珍百景で取り上げられただけあります。ただ放送された長くて狭い階段は北ルートが整備されたお陰で通る必要がなくなったみたいなので、むしろありがたい。

 ただ、三たび三井山に登るのも実はギャンブルでした。もし午前中と同じ滑走路を運用していたら着陸進入はこちらと反対側なので、一発で降りたらお手上げ。基本的に何度か着陸前にタッチアンドゴーを行うのがセオリーと聞いていたので、その噂に賭けるしかありません。午後2時前に、先ほど離陸したと思われるファントム47-8336号機が降りてきたのですが、瞬間的に賭けに勝った事に気付きます。滑走路が変わり、山の反対側から進入するルートから、各務原市街地をバックに旋回しながらの着陸体勢。夢中でシャッターを切り、二機目のファントムを捕獲した事で、今回の遠征は優勝したと認識しました。遠い岐阜まで来た甲斐があったというものです。

 その後F-2Aも同様に着陸したのを見届けて、15:30に撤収。最後に富士山を撮って帰ろうと思いましたが、最寄りの駿河湾沼津SAに着いた頃には真っ暗でお姿を視認できず。仕方なく富士山盛りの海鮮丼を買って豪華ディナーと洒落込みます。バンダイの工場が近くにあるためか珍しい800円のガチャガチャを回したり、何かと萌えに振っていた内装が印象的でしたが、テナントのスタバは撤退間近とのこと。3/21の緊急事態宣言解除でV字回復なるか、五輪特需にも期待が掛かります。岐阜遠征三部作、長々と失礼しましたm(_ _)m

Joji Ikeda

この記事を書いた人:

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2003年に個人事業を開業。

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