富士山東奔西走(後編)

朝から大きな収穫を得られて達成感もひとしおですが、とにかくこんなに天気の良い富士山を間近で見られるのは上京以来初めてのことで、富士山大好き人間としてはどこを走っていても視界に入る霊峰についニヤニヤしてしまいます。最大の目標だったダイヤモンド富士をゲットした勢いで、次はFUJIYAMAツインテラスのリベンジへ。過去のブログを読まれた方はご存知かもしれませんが、山梨県笛吹市新道峠にある日本一富士山眺望と名高いその場所は過去2回訪れ、いずれも濃霧で視界ゼロの全敗中!基本的に晴れ男の私がこんなに苦戦するのは珍しいのですが、今日はスタートダッシュが効いている予感。シャトルバスのみ通行可ですが、念のためすずらん群生地という一番ゲートに近い駐車場まで車で移動し時刻表を確認すると、来ましたよ「オフシーズン運休」の文字が(爆)。そういえば2回失敗する前にコロナ禍運休で断念したことがあったので実質3回行けてないのですが、その呪縛がまたもや発動し、早朝に続いて「ぽかーん」ですよ。

 しかし今日のジョージは違う!元気が有ればなんでもできる!と誰かが言ってましたが、自宅から持ってきた朝食を平らげてチャージはOK。前回ツインテラスからすずらん群生地まで歩いた経験があったので、3kmのルートは把握済み。バスがないなら歩けばいいじゃんと、最低限の装備を持ってトレッキングに挑みました。紅葉がすっかり終わったアスファルト舗装路の道すがら、大量の霜柱を発見!気温は夜明け前が0度で今でも3度しかなかったですが、土を押し上げて伸びた10cm以上の霜柱は踏むとパリパリ崩れ、南国育ちの私としては大雪よりも珍しい光景でした。運転中二頭の子鹿に遭遇し、歩行中遭う事はありませんでしたが、1mちょいの熊に遭遇して大怪我した方のツィートを拝見したので、熊鈴の携行は重要だと思われます。3kmの登りはなかなか大変でしたが、1時間ほどでようやく見慣れたツインテラスの入り口へ。綺麗だった水洗トイレが撤去されていたのには驚きましたが、冬期管理できないのであれば致し方ない。そのままツインテラスへ登ると、そうよコレコレ!期待した通りの光景が目の前に拡がっていました。霞もなく手前の河口湖から富士山頂までくっきり確認でき、暖かい日差しを浴びながら景色を見下ろすと天国のような気持ち。とりあえず装備を下ろして靴を脱ぎ、朝からの疲れを癒します。

 気分も上がってきたので自撮りチャレンジを行い、手持ちレンズで一通り撮影してこれからどうしようか考えたのですが、ツインテラスへ到着して驚いたのが、すずらん群生地の駐車場で見かけた犬を連れた方が向こうからやって来たこと!思わず「早いですね?」と挨拶してしまったのですが、つまり尾根伝いでも、すずらん群生地に至る道があると言うことが判明したのです。これは行くしか!と決意して登山アプリ「YAMAP」を起動すると、やはり1時間、3kmほどのルートが確認できました。とりあえず黒岳方面へ少々登り、実に半年ぶりの新道峠道第一展望台へ到達したので、前回同様ジャンプショットを自撮り。ちょうど太陽が天頂に達した状態を記録して先へ進み、破風山頂上を経てすずらん群生地への分岐へ到着すると、なんと危険地帯につき通行禁止の看板が!でも上がって来た方を見ているし、無理だったら引き返そうと思って先へ進むと、問題の場所は確かに登山道が崩れて、15cmほどの道しか残されておりませんでした。ロープがあったので三点支持でさくっとクリアできましたが、重装備だと厳しかったかもしれません。

 しかし久しぶりの山歩きは楽しかった!右手に富士山を仰ぎ、枯れ落ち葉をサクサク踏みながら、柔らかい日差しに包まれる下り道。富士撮り納めと同時に山納めもできてとても幸せでしたが、できれば今日の締めは欲張りにも、夕日のダイヤモンド富士を撮りたい。となると時間が押して来たので、速やかに山中湖を目指して車を進めました。途中河口浅間神社の遥拝所へ立ち寄ったのですが、麓から車で行けると知っていたものの歩いても20分とのことだったのでサンダルで挑んだら、これがほとんど人の通らない山道でサンダルでは厳しかったのです。しかし神木の森を抜けて自力で登って来た達成感はひとしおで、撮影料¥500と御朱印¥300を奉納し鳥居越しの富士を撮ることができたのです。

 最後は山中湖の花の都公園で数名のカメラマンと日没を待ち、15:20に美しいダイヤモンド富士の撮影に成功。完璧な成果を達成して、ふわふわした足取りで下道を帰途へ就きました。18:30に帰宅できたのであわよくば渋谷の写真展を見に行くつもりでしたが、さすがにスイッチが切れてしまったので翌日に持ち越し。「早起きは三文の徳」を体現できた1日でした。

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プロフィール

2003年に個人事業を開業。

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